『今日これ聴いたのよ④』
(ジョン・パウエルのヴァージニア交響曲)



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 今日これ聴いたのよシリーズ第4弾!!!

 今回は米国の作曲家ジョン・パウエルの交響曲イ長調
『ヴァージニア交響曲』です

旦那ぁ~~この曲聴いた時、すんごく感動してたね
そうなのよ~~そうなのよ~~
      力作交響曲で50分以上の曲だけど、
      ヴァージニアの民謡を素材としたり
      聴きやすく、耳当たりの良い旋律が多いせいか
      時間を忘れて聴き込めちゃうね~
      こんなに素晴らしい曲が、なんで有名にならないのかな?
う~~ん・・・このパウエルって作曲家の生き方かな。。。
そ~なの?
      でも今存命の映画音楽作曲家のジョン・パウエルではないんだよね?
そそそ、映画音楽のジョン・パウエルは1963年生まれ
      今回のジョン・パウエルは1963年没・・・
       簡単に経歴を・・・
      1882年生まれで1963年に亡くなっています。
      生まれも育ちも米国ヴァージニア州のリッチモンド
      最初の音楽の先生は彼の姉からピアノを習いました。そして、
      ヴァージニア大学で学んで作曲家とピアニストとして活動していました。
      特筆されるのは白人至上主義者で、
      ヴァージニア州で1924年に成立の『人種統合法』に
      積極的支持をして成立に向けた寄付をした人種差別作曲家でした・・・
      現在では故郷のみでしか演奏されることは無い作曲家ですね。
ふ~~~ん。でもよくCD録音されたね
それは、演奏者が故郷であるヴァージニアの交響楽団だし、
      良くも悪くも米国音楽を紹介するレーベル『Albany』だからね
アルバニーレーベルかぁ!
      あれって、良くも悪くも米国クラシック音楽を紹介してくれる
      CDレーベルだね
そうよね~~
      ん!これは!!!って思って買ってみたらハズレだったり
      自由主義を勘違いして別方向に飛んで行った作風だったりね~
      人種的には、今回の白人至上主義者のパウエルもあったり、
      アフリカ系米国人のジョージ・ウォーカーもあったり
そうそう、アルバニーを初めて知って、
      カタログ見ながら欲しいCD拾っていったら
      総額15万円になっちゃって(苦笑)
      そこから、削除・厳選して購入したよ~~
結局、相当な数のアルバニーCDが並んでるような気がするのは?
気のせい気のせい♪~(´ε` )
(;一一) じ~っ
       このパウエルって人は米国の民謡研究者でもあったから
      この交響曲の素材もヴァージニア民謡の主題と調べによるもの
      だから聴きやすい旋律が多いのね
作曲の力量もあったんだね
      素材が良くても力量が無かったら
      時間を忘れさせるような大作は書けないものね
      第二楽章の中間にあるクラリネットの牧歌的独奏なんか・・・
旦那ったら、涙浮かべてるし(もらい泣き)
その後、ホルン⇒オーボエ⇒弦楽器⇒管弦楽に受け継がれて
      ヴァイオリン&ホルンのソロに至っては・・・
涙が溢れた~~~(苦笑)
そんな、あさちゃんてば今泣いてるの?
久々に旦那と音楽聴けて、一緒に感動できたから
      嬉しかったの(/ー\*) イヤン♪
あさちゃん・・・(*^^*)ポッ
 (音楽と実践の相乗効果における恍惚状態観察考察実技に移行


 ちゃかちゃかちゃん・ぴ~・ぱん・どどどどど~~~~と
ヴァージニア交響曲が終わった後の感動を味わった直後に
静かに流れ始めるアメリカ民謡『シェナンドー』の
美しい旋律がさらに涙を誘う憎い選曲になってます。
編曲はあの『カーメン・ドラゴン』。
懐かし~名前が出てきました。



(平成28年11月24日)CDNo.1598

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