聴かず嫌いだった指揮者
(一部復権?ヴォルフガング・サヴァリッシュ)
の第4弾は 『聴かず嫌いだった指揮者、ヴォルフガング・サヴァリッシュ』を っつ~~~~~~~事で、 サヴァリッシュ(1923-2013)と言えば、指揮界の重鎮で、 度々来日してNHK交響楽団を指揮していた馴染みのある指揮者です しかし、私的な印象では、コテコテのドイツ指揮者、 N響の保守的でつまらないプログラム、 まさに・まさに聴かず嫌いの指揮者でした。。。 まぁ、保守的な日本の音楽界に来て棒を振るのであれば、 保守的で頭の固いお偉いさんの意向を汲まないといかんですからねぇ。。。 私もちょいちょい書いてますが、 以前地元、神奈川フィルの年間会員を続けていましたが、 定期演奏会の9割が保守的でつまらん公演だったので辞めてしまいました。 それでも最近は挑戦的プログラムも見られてきましたので、 いい方向に進んでいるような感じがします 聴かず嫌い状態のサヴァリッシュを、おぉ!いいじゃん!って思わせた演奏は、 2013年に発売された追悼企画CDでした その紹介の前に、ここにたどり着いた経緯を・・・ 私の好きな曲の種類の中で、カッコイイ終わり方のする曲!ってのがあるんですが、 上位に位置する2曲 1)ヤナーチェク作曲の『グラゴル・ミサ』 2)マルティヌー作曲の交響曲第4番 この2曲のカッコイイ終わり方度が高いCDを購入しようと、 ナクソス・ミュージック・ライブラリーで試聴していた所、 2曲ともヴォルフガング・サヴァリッシュ指揮の チェコ・フィルの演奏が良かったんです 調べると前述の追悼企画CDに入っているようなので入手しました ではでは紹介です サヴァリッシュさんの追悼企画盤です BOXもので5枚組です 収録曲は・・・ CD1)モーツァルト/交響曲第40&41番,アダージョ CD2)ベートゥヴェン/交響曲第1&6番 CD3)メンデルスゾーン/交響曲第2番『讃歌』 CD4)ヤナーチェク/グラゴル・ミサ マルティヌー/戦場のミサ CD5)ドヴォルザーク/序曲『自然の王国で』 マルティヌー/交響曲第4番 エベン/プラハ・ノクターン(モーツァルトの思い出に) すべて今回初出で、スプラフォンの蔵出し音源だそうです 全部聴いたけど、モーツァルトの交響曲第41番なんか 終楽章が畳みかける様な速度で面白かった 他は? ベートゥヴェンの『田園』もちょっと早めで、 スキップするような楽しい部分もあって 退屈する部分は無かった 良い出会いだったし、良い買い物をしましたよ まだ入手できるのかな? 『プラハのヴォルフガング・サヴァリッシュ』で検索すると 引っ掛かるけど、在庫少ないね。。。 興味があったらお早めに (平成29年09月13日) |